保健所に収容されている動物の処分について【その4】ラスト

ホーム / HP担当日記 / 保健所に収容されている動物の処分について【その4】ラスト

こんにちは!ネオ動物病院のホームページ担当 野崎です!
今回も前回に引き続き、殺処分についての要因について記載したいと思います。

・仕事が忙しくなって捨てた
自分の仕事や事情を考慮した上で、かえなさそうなら飼わないようにしましょう。
ただ、どうしても突然社内の体制が変わった等あるでしょう。
その結果、どうしても世話ができなくなった場合、できることは全てやるべきです。
でないと、その相棒を殺すことになるのですから。
→新しい飼主を探す
→頼れる知人がいないかあたる
→限られた時間の中で、少しでも一緒にいて世話ができないか考える
→WEBカメラ等のアイテムを使ってなんとかならないか考える
などなど

・捨てられた猫がかわいそうで拾い続けてきたが、経済的にどうしようもなくなって捨てた
拾って飼うということは命を救うという事では素晴らしい事ではあるのですが、一人の人間にできる事には限度があります。どこかで絶対に限界を迎えるので、このような事にならないよう、新しい飼主を探す事であったり、去勢避妊をして、これ以上不幸な猫が増えないようにするなどをして行かねばなりません。

・去勢していない雄猫を放し飼いにしている。
猫は基本事故等を考え、室内飼いをお願いしたいところですが、現状放し飼いにされている猫が沢山いてます。
去勢手術がされていればまだいいのですが、されていない場合、それが原因で沢山の野良猫を増やす事に繋がるのです。
それが保健所に収容される不幸な猫を増やす原因になります。
この事実をしっかりと受け止め放し飼いにされている猫がいらっしゃる飼主さんには、
是非とも去勢手術を受けさせて欲しいと思います。
それを行うことで、その猫ちゃんの性ホルモンに関連した問題行動・疾患の予防にも繋がります。
前回投稿した動物の殺処分数をご覧になられたらわかるのですが、猫は犬の殺処分数の2.5倍もの数が亡くなっています。
この数が多くなっている最も大きな理由でもあるのが、この要因なんです。

ざっと、捨てられる要因に対する対策や知識について書きましたがどうでしょうか?
事前に知っていればできることは沢山ありますよね?
その事を知ることで、他に困っている人へのアドバイスも出来ますし、他にも色んな方法が
相談を介して出てくると思います。

私事ですが、実家で買っている相棒は、マルチーズで12歳という高齢になり、色んな病気がでてきたりしているので
ひと月ごとの医療費が沢山かかっています。
飼い始めは無知だったため、保険にもはいっていなかったので今はもう保険に入ることもできず
毎回少額とはいえない医療費を払っています。
裕福な暮らしをしている訳でもない為、生活としては厳しいものですが、それでも相棒は家族です。
みんなで節約できるところは節約し、負担できるところは負担しあって、生活しています。
これは私だけの価値観かもしれませんが、飼えなくなったから捨てるという行為を人間に当てはめた時
同じようにそれを人間にできるんでしょうか?
お金が苦しくなったから、子供を捨てたりしますか?しませんよね。
子供と動物は違うといわれれば、この話はお終いですが、そんな考えは浮かびませんよね。
どうすればその状況を回避できるのか?ということを精一杯考えて、行動していくはずです。
私達家族はそうやってこれまで沢山の(金銭的な)危機を乗り越えて生活してきました。
どんだけ苦しくなろうとも、「淀川に捨てよう」だとか「保健所に預けてこよう」なんて事にはなりませんでした。
限界まで頑張れば、なんとかなるんです。
少なからず私たちの場合、最悪みんな淀川の高架下で生活するという覚悟を持っていれば出来ました。
そうやって家族が一丸となれば、苦悩は乗り越えられるはずです。

この記事を見た小学生、中学生、高校生、大学生、大人の方 みんな一人ひとりが
しっかり知識をつければ、この問題はすこしずつでもよくなっていくんだとそう感じてほしいなって思います。

野崎

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です