俺、ミーコ

俺、ミーコ。

どや?麗しいやろ?

俺、今年、20歳になったんや。

え?信じられへんて?なんで?

あ、言い忘れてたけど、この写真は、昔の俺やで。

今の俺はここ。

俺なー、ほんまは男前やねんけど、病院ではええ顔でけへんから、お姉ちゃんが取って置きの写真持ってきてくれてん。

俺、うちの大御所。

うちには他に猫が3匹いてんねんけど、俺は一人で大きな部屋で、悠々自適に暮らしてんねん。病院の先生がうちに来た時に、俺のこと、病院にいるときと声も顔つきも違うから、違う子かと思うくらいやったって言っとったわ。そりゃそうや、家は居心地ええもん!あったりまえやん。

ところで、“ミーコ”っていう名前やのに、さっきからなんで俺、俺、って言ってるかって?

お姉ちゃんが俺をうちに連れて帰ってきたときに、俺を女の子やと思ったらしい…。

でもええねん。俺、この名前気に入ってるから。

お姉ちゃんが、優しい声で“ミーコ”って呼んでくれると、俺、チョー幸せ。

俺のお姉ちゃんなあ、ほんまにすごいねんで。

俺ら、みんなで4匹もいてるやろ?そやけど、お姉ちゃんは一人一人がどんだけ食べてて、ウンチやらおしっこやらどんくらいしてるか、いつもわかってくれてるし、しかもみんな毎日薬も飲んでんねんで。病院の先生がいつも感心してはるわ。

おかげで俺こんなに長生きできたんやなあ。お姉ちゃんたちが俺たちをいつも大事にしてくれてるのん、すごく感じてんねん。ほんまにありがとう。

俺はほんまに幸せやなー。これからものんびり過ごさせてもらうわ。また、大きい声で鳴くけど、お姉ちゃんたち、許してな。

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