被災された皆様、
そして、ご家族やご親戚やお知り合いが被災された皆様、
本当にご心労だと思います。
心よりお見舞い申し上げます。

私は、あの長い横揺れの時、
ちょうど手術中で、
麻酔で動けないわんちゃんの上に
何か落ちて来ては大変!
と覆いかぶさったりしていましたが、
幸い、大阪では大したことはなく、
揺れが去った後はのん気に構えておりました。

ところが、23時に帰宅して、
ニュ-スを見てびっくり!
次々に流れる信じられない映像に、
しばらく思考が止まってしまいました。

仙台市には、以前ネオで私の良き相棒として
働いてくれていた大好きな先生が住んでいます。
その事実とテレビの中の現実の前に
私の心臓はドキドキして、
張り裂けそうになりました。

先生の住所は、津波でたくさんの方が亡くなった
若林区のとなりの区なんです。
波が押し寄せた場所から1kmくらいしかありません。
調べれば調べるほどぞっとしてきて、
どうしようどうしよう・・・
もう、生きた心地がしませんでした。

連絡がつきません。
何度も同じメールを繰り返し送りました。

大丈夫ですか?
先生、大丈夫ですか?
無事でありますように。
心配しています。
もし、連絡つくなら、
夜中でも何でもいいので、
無事を教えてください!

一晩中心配で寝られず、
朝になって、先生の知り合いに片っ端から電話し、
やっと電話がつながり、
無事を確認できたときは、
立ってられなくて、
本人の元気な声を聞いた瞬間、
何もしゃべれなくなって、
私の方が泣いてしまいました。
何をしゃべったかもあんまり覚えてなくて…
良かった、良かった…しか言えなかったような…

先生のご主人も子供さんもわんちゃん2匹も、
勤めている動物病院も
皆無事だったとのことで、
ひとまず安堵したのですが、
若林区の方では、
流されしまった動物病院もあるとのこと・・・

ちょうど、私と同じように、
手術中だった先生もいらしたでしょうし、
入院していた動物たちもいたでしょう。
私たちの当たり前の日常、
そして大事にしている全てのものが、
一瞬にして奪われることを想像すると、
残酷すぎて、
言葉を失います。

先生を電話で励ますくらいのことしかできない
何もできない自分が歯がゆいですが、
必要な物資が調達でき、
被災された皆さんの避難生活が少しでも快適になりますよう、
そして少しでも早く元の生活に戻れますよう、
支援のための寄付を各テレビ局で募っています。
せめて今は、それだけでもしようと思います。

レスキュー隊が、雑種の犬を救助している姿も
報道されていました。
びしょびしょに濡れて、おびえて、震えて、
されるがままになっていました。
どんなにか怖かったことでしょうね。

自宅に残した猫を助けに戻って
連絡がつかなくなった方もいらっしゃるとのこと・・・
家族を助けたい思い・・・すごくわかります・・・

どうか、一人でも多くの方が無事でありますように。
2次災害もありませんように。

ブログは1週間お休みします。
被災地の方々や動物たちのために
無事を祈りたいと思います。

津村泰子

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