最近慢性膵炎の子が増えています。
嘔吐や下痢の続く子、慢性腎不全や胆管肝炎の子が慢性膵炎を併発するケースがみられます。
膵炎は膵臓の出す消化酵素による自己融解で周囲の臓器(肝臓や十二指腸)も巻き込み、三微炎という病態を引き起こしたり、腹膜炎になったりして、生命に関わる怖い病気です。
そのリスクを上げるのは・・・
1.肥満 2.人の食べ物を与える 3.高TG血症(トリグリセリド)
といあwれています。何かと病院を嫌がる猫ちゃんですが、せめて年1回はワクチンを受け、同時に血液検査をしてTGをチェックし、高脂血症の予防とケアをしていきましょう。
(仔猫の時にワクチンを受けたきり…という方は抗体は充分闘えるほど残っていないと思われます。年1回の追加接種で抗体価を上げておく必要がありますので是非ご相談下さい。)
厳重注意!
洗濯機に閉じ込められたり、浴槽に落ちたり、車のエンジンルームで暖をとっていて巻き込まれたり、肉を巻いているたこ糸を食べてしまったり…猫たちのキケンな事故が増えています!